青年部だからできる地域活動
寄稿者 溝口広明
広見公民館まつりの『小学生コーナー』が今年も盛況でした。
広見支部の恒例行事となるこの取り組みはタイトルにもあるように青年部だから取り組むことができる地域事業です。地域の子供たちが青年部のサポートを得て「お店屋さん」を子供たちの手で運営し、「働くこと」「ものの流れ」「お金のこと」「コミュニケーション」「達成の喜び」などを学びます。今回で10年目になるこの取り組みを写真と一緒に紹介します。
『お店屋さん』カリキュラムは、本番を含めて全4日間の行程で学びます。
【1日目授業】 10月8日(日) 『商品の買い出しを学ぼう!』
①先生(青年部メンバー)挨拶
②子供(広見小4~6年生対象)の自己紹介
③子供のグループ分け
④グループ別で市内某店へ商品になるお菓子の買い出し
※どんな商品を買うのが良いか?どんなことに気を付けたら良いか?考えて買い出しをしてもらいます。
【2日目授業】 10月14日(土) 『商品に値段をつけよう!』
①1日目で買い付けた商品に値段をつけます。
※子供たちで話し合い、どのように値段をつけたら「利益」がでるか考えてもらいます。
※この時にチームで本番の開店から閉店までの売り上げを競わせることを伝えると盛り上がります。
②値段付けが終わったグループは店の名前をみんなで考えてもらいます。
【3日目授業】 10月15日(日) 『本番にむけて店のレイアウトを考えよう!』
①店の名前の看板をつくる
※前回つけた『店名』の看板を作ります。
②店の看板、商品、飾りつけを本番を想定しながらレイアウトしてみる。
※お客様にとって、どんな置き方が良いか?どんな見せ方が良いかみんなで考えてもらいます。
【本番当日】 10月29日(日) 『お店屋さん開店』
①商品を並べる。
②売上目標をグループ別で確認する。
③開店。
④閉店。
⑤売り上げとグループの勝敗の確認
⑥先生の総評
⑦解散
雨天にも関わらず、ことしも大盛況でどちらのグループも全商品を完売させました。
「お店屋さん」を通して学校とは一味違った学びや商売の醍醐味を子供なりに感じてもらえたのではないでしょうか。
【2日目・値段付けの様子】
【3日目・本番を想定してお店のレイアウトを考えてみました。】
【本番当日の様子】