会長所信POLICY

  • HOME
  • 令和3年度 会長所信

スローガン

所信

本来であれば可児商工会議所青年部と共に可児地域に大きな躍動が生まれるはずが2020年1月に新型コロナウイルスの出現、コロナ禍というかつてない事態に可児商工会議所青年部創立以来はじめて毎月例会事業、可児夏まつりといった青年部活動がほとんど実施する事が出来ませんでした。

 

2021年度もコロナ禍は続きます。新型コロナウイルスに有効で安全なワクチンの予防接種や治療薬が開発されるまで、かつてない不確実な環境下での活動になります。しかし、行動しないと何も始まりません。

 

出来るか出来ないか結果も大事ですが結果を出すための過程の方が大事だと思っています。出来ないことをどうしたら出来るのかをみんなで話し合い、感染予防対策、安全対策を熟考し、経営者としての資質の向上に努めるとともに、自己研鑽の場として、可児商工会議所青年部の部員相互の親睦を図りたいと考えます。

 

青年部同士の絆を今以上に強めていくために『絆を密に』というスローガンを掲げました。

 

密1:未曾有の事態に屈しない研修・交流

これから先、色んな未曾有の事態がおこる可能性があるかもしれません。そんな時、どんなことにでも対応が出来る知識と行動力が不可欠になります。自社事業経営に新しいことを少しずつ取り入れていかないと現状維持が出来ない時代です。

 

青年部は多業種の経営者・事業主、もしくはいずれ経営者となる人や事業の主軸を担う人の集まりです。そんな人達と共に交流と研修が出来る場でもあります。いろんなタイプの異業種の人と共に交流と研修を通じて経営者の資質向上・自己向上・コミュニケーション能力の向上ができる関係を築くことにより、自社事業経営の新しい販路開拓(マーケティング、新規顧客開拓、ネット販売等)・生産性向上(業務効率化、リモートワーク等)・持続的発展等のきっかけが得られる可能性があります。

 

ウイルスは変異していっています。僕たちも常識にはとらわれない、突拍子もない新しい発想で新常態に向けた変革をしなくてはいけないと考えます。

 

 

密2:部員拡大

昨年度は青年部活動において主軸でご尽力していただけた先輩諸兄が11名も卒業されてしまいました。早急に青年部一丸となり部員拡大に努めなくてはなりません。会社経営で考えたら一度に11名も辞めてしまったら業務は回らなくなってしまいます。

 

青年部活動の魅力をみんなで学び絆を密にして、可児地域で事業をしている若い人やこれから新しく創業をしようとしている若い人に青年部の魅力を伝え部員拡大をしていきましょう。

 

 

密3:新しい広報活動

豊かな郷土を築くための活動、商工活動において色んな人と対面し活動することが当たり前でしたがコロナ禍によって当たり前では無くなってしまいました。今まさに指針にもあるように文化を伝承しつつ新しい文化の創造に向かって歩を進めなければならないと思います。

 

インターネットの利活用が目覚しく進展し、スマートフォン、メーリングリスト、ショッピングサイト、クラウドサービス、SNSなど、私たちの生活や仕事などの様々な場面で使われる、不可欠なインフラとなっています。最近では新型コロナウイルス対策のためリモートワークやオンライン会議システムが普及しました。今後、次にくる新世代のSNSなどに適応していかなければなりません。

 

青年部員はどちらかというとソーシャルメディアに弱い気がします。対面での活動が制限される中、新しい人と絆を生むためには不可欠になってきます。青年部員全員が知識と適応力が必要となってきます。互いを高め合い知識と適応力を向上させ青年部活動や自社事業経営に有効活用していかなければならないと考えます。

 

密4:可児夏まつり

これまで可児市に根付いた地域を盛り上げる活動のひとつの可児夏まつり企画・運営・開催をおこなってきました。昨年はコロナ禍により戸惑い、企画をすることすら出来ませんでした。

 

可児夏まつり2021年度は例年どおり多数の参加者を集め盛大に開催するというのはまだ難しいことだと考えますが、自粛で疲弊した心を希望で満ちた心と満面の笑みを浮かべてもらえる様に地域やボランティアとの絆を密にして趣向を変えた取り組みをしていきます。

 

結びに

働き方や暮らし方などの生活様式が凄いスピードで変化しています。青年部活動も変化しないといけないと考えています。しかし、変わらなくてはいけない事と変えてはいけない人と人との繋がり方を青年部メンバーと共に見極めながら絆を密にして活動をしていきましょう。

 

どうぞ一年間よろしくお願いいたします。