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所信

平成30年度 可児商工会議所青年部
会長 長谷川 啓仁

今年度、創立25年目を迎える可児商工会議所青年部(以下YEG)は、これまでに17名もの偉大な部長・会長と敬愛する先輩諸兄の情熱と絆によって引き継がれ、今ここに新たな一年が始まります。 昨今、この可児地域に限らず社会問題とされている、労働力不足・流出、事業承継問題、そして若者の地域離れなどの問題が挙げられています。 将来この地域で生まれ育った子どもたちが、今後もこの地域で生活していきたいと思える魅力ある地域を創るには、この地域にどれだけ住みやすく、そして子ども達の心を育む環境があるのか、小さな頃の思い出がどれくらいあるのか、我々がこれらを創り上げていくことは「地域愛」を育む一助となり人の根付く地域へと繋がると信じています。 そこで我々YEGができること。それは“組織で取り組む地域の魅力向上”への貢献であると考えます。今年度、我々が取り組む地域の魅力向上への貢献とは“人”に焦点を当て、「人を育み」「人に選ばれ」「人が根付く」魅力ある地域創りに貢献していきます。 この魅力ある地域創りに取り組んでいくにあたり、平成30年度スローガンは“再創造”と“楽しみ”の二つの意味を込め「YEG Re-Creation」を掲げました。 私が掲げる“再創造”とは、これまでの実績やデータを引き継ぎ、完成度を高める活動だけではなく、歴史を受け継ぎ、今という新たな価値を見いだした活動を積み上げていくことを目指します。また、“楽しみ”とは、作り手が受け手の喜びを想像し取り組むことであり、作り手が楽しむ事で質の高い事業に成長していくと考えています。 平成30年度委員会活動として、 ◇組織力強化委員会においては 更なる部員間の結束力強化を行い、ともに見識を広めスキルアップへと繋がる研修事業の企画・運営により、個人・組織の両面の資質向上に取り組んでいきます。 ◇地域振興委員会においては 行政、関係各所との連携を模索し、“地域の魅力づくり”を念頭に置いた賑わい創出事業の企画・運営をしていきます。 ◇広報委員会においては 部員の拠り所となるハンドブックの制作と機関紙の発刊に加え、HPの管理・運営と新たな活用方法を模索し、内外にYEGを発信していきます。 ◇総務委員会においては 全事業が健全でありポテンシャルを発揮するべく、規則正しい諸会議の設営と、総会の企画・運営を行います。 ◇全委員会においては 基本事業の他に選択事業として、上部団体事業への参画と、活動内容を共有し互いに労い、感謝を伝える場の企画・運営に加え、YEGの発展は地域の発展となるべく、“部員拡大”を全委員会が掲げ組織の強化に取り組みます。 また、今年度においては岐阜県商工会議所青年部連合会会長を可児YEGから輩出する年でもあり、県内においては主軸単会となります。我々YEGは、次世代の青年経済人がこの一年の事業を通して、目標を達成するために人と繋がり、可能性を広げ、更なる学びと成長へとつなげ、ひいては組織力の向上の場として活かして参ります。そこで培った物心両面を地域のために活かしていくことが我々の使命となります。この場をチャンスと捉え、多くの部員と共有し、一緒に考え、一緒に活かしていくために、向上心を持って取り組み、より質の高い事業と検証に繋げ、会の実績としていきます。 実現に至る為に我々は、幾度となくスタートラインに立ち、独自性を追求することで、あらゆることを再創造し、再び夢(目標)を創造します。 YEGだからこそできる活動をし、全部員が熱源となり邁進していきましょう。 結びに、誠に僭越ではございますが、私が可児商工会議所青年部会長を拝命し、職務を引き継ぐにあたり、皆様の上に立つのではなく、先頭に立つ。という気概で突き進んでまいります。 どうか、この一年間よろしくお願い致します。