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可児夏まつりを終えて

8月13日(土)・14日(日)の二日間にわたり、「可児夏まつり2016」を開催しました。今年は「みんな笑顔の夏まつり」をテーマに掲げ、足を運んでいただいたお客様に如何に喜んでいただくかを課題に実行委員会で議論を重ね、取り組みました。

今年のオープニングを飾ったのは、志野太鼓の演奏と商工会議所青年部員による「ファイアーダンス」です。「ファイアーダンス」は練習を通して上達した技をお客様に披露することで私たちも研鑽の場となりました。

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その後は来場者数も一気に増え、可児市役所東駐車場のメイン会場は櫓を囲んで大賑わいとなり、「総踊り」、「盆踊り」とまるで大きな渦のように会場が一体となり盛り上がりました。

「噴き上げ花火」の際には皆さんが一斉に夜空に笑顔を向け、感動的でした。

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二日目はデイ・イベントから幕を開けました。恒例の「とんかち広場」、「魚つかみ」、昨年大好評だった「お化け屋敷」に加え新たな試みとして「チャンバラ合戦IKUSA」「クラシックカー展示」、また可児青年会議所の力を借りて「可児物産展たからいち」「アンパンマンショー」を設置しました。

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また、それらの設置場所に導線を結ぶ為のシールラリーのシール配布コーナーを設け、お客様が二重、三重に楽しんでいただく工夫も施しました。

毎年デイ・イベントは酷暑の中、来場者数が伸び悩む傾向にありますが、この日は多くの親子連れ等のお客様で会場は賑わいを見せました。

そして夕方からはダンスチームによるステージ発表、総踊り、盆踊り、新たに「おどろまいかコンテスト」を企画、まつり最後の夜を満喫していただく予定でしたが、生憎の天候により七時過ぎに祭りの中止を決定せざるを得ませんでした。

お客様の安全面を第一優先と考え、苦渋の決断となりました。是非来年は今回の二日目の夜の悔しい思いをリベンジしたいと思います。

二日間を通していろいろありましたが、盆の最中に多くのお客様に足を運んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。故郷の大切さ、家族や友達との絆に想いを馳せて楽しんでいただいたなら、私たちも幸せです。

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話は変わりますが、そんな一大行事を終えた数日後、母親の在所北設楽郡、津具村へ泊まりに行く機会がありました。夜は地元の盆踊りに参加しました。規模は可児なつまつりの10分の1にも満たないかもしれない地元の小さな催し物です。

役柄のせいか、遠巻きに暫く会場を眺めていたのですが、櫓を囲んで踊る人たち、櫓の上で笛や太鼓を叩く人たちの活き活きとした様子がとても印象的で、なんだかとても清々しい気持ちに包まれました。

その人にとって大切な祭りがあって、それは規模で図るものでも、イベントの質で図るものでもないと気づかされる出来事でした。

可児の変わらない一つの風景としての夏まつりをどう作っていくのかが大切なのかもしれないと改めて感じた盆休みでした。

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